保護。

地下鉄のホームで寒さに震えながら電車が来るのを待っていると、顔が肌色のネズミにチラッと見られた。
確か彼は、服を着ておっさん声でニンゲンの言葉を話し歌い踊るスーパーマウスだったな。しかも千葉の方に住んでいる彼の身長は、おいらよりも高かった。ネズミの中で彼ほど大きいネズミは、たぶんいないであろう。これはギネスもの!いや、世界遺産だぁ。国家レベルで、いや世界レベルで、いやや宇宙レベルで保護しなくてはいけない。
ところで、君はチェチェンと言う国の人々の事を知ってるのか?