木に、柿がたくさんなっているのを見ると高枝切りばさみを持ち出して、バッサバッサと切り落とし収穫祭したいのだけれども他人の所有物に勝手に手を出すのは犯罪な事くらい分かっているつもりなので諦める。
しかし、なんでたくさんなってる柿の実取らないのよ?と、考えてみたのだ。
1渋柿だから。
2たくさんあり過ぎて食べきれないから。
3柿がキライ。
4鳥さんや野生のイキモノ達の為に置いておく。 の、どれかなのだろう。でもワタシには、わかっている。答えは、4番だ。
冬、それは自然界のイキモノにもニンゲンにとっても非常に厳しい季節だ。最高気温が5度だとか、日の出は遅いわ。暮れるの早いわ。お歳暮だ。忘年会だ。インフルエンザじゃ。外気は寒いわ。懐も寒いわ。と、非常に厳しい季節なのだ。でも、ニンゲンならばお金を出せばコンビニやスーパーで食物を得る事が出来るが、野生のイキモノには、それが出来ない。ま、一部のお猿さん達は土産物屋を襲撃して生計を支えているみたいだけれども、それを真似して鳥達が食べ物よこせと米屋さんを襲撃したら大変な事になる。1羽2羽なら可愛らしいものだろうけれど、ヒッチコックの「鳥」なみに集団でかかってこられたら、たまったもんじゃありませんよ。素直に店を開け渡すしかないでしょう。少しでも抵抗したら、鋭いクチバシで突っつかれるのですよ。下手したら生きたまま鳥葬ってな恐ろしい事件が…。柿などの木の実がなっている木から木の実を穫る場合、欲張って根こそぎ収穫するのはやめましょう。