渡り鳥。

夜中になって、やっとこさ雨が降り出して来たのでござります。これも昨日の日記で「雨が降らない」と、呟いたのを聞きつけた天空のカミナリサマが「じゃあ降らしちゃうもんね」と、言わんばかりに♪〜幸せなら態度でしめそうよ〜♪的な感じで、雲の上から特大のジョウロを用いて降らし始めたのでござりましょう。
そんな事を考えながら夜空を見ていると、渡り鳥の御一行がツアー中でござりました。
「雨の中大変でござりましょう。もしよろしければ我が家のベランダで雨宿りなどしては、いかがでござります?」と、言ったが最後。初めは、おとなしく謙虚さも見えて可愛らしかったのでござりますが、日に日にツアー中だと言う事も忘れてベランダでたむろっては、オイラや通行人に愛想を振りまきながら、餌を貰って生計をたて始めたのでござります。そのうちに、オイラや通行人も鳥達のことを忘れがちになり餌を貰えなくなった鳥達は、我が家のガラス戸を大きなクチバシで初めは、コツコツ。そして今では、ガンガン「餌よこさんかいボケーぇ」と関西人丸出しで叩き始めたのでござります。おかげで我が家のガラス戸は、ヒビだらけでござります。なんて、事になりかねないので「島根(今は、島根じゃなく東京のどこかにある鷹の爪団のアジトにいる)の吉田くんの所に行けばなんとかなりまするよ」と、アドバイスしておいたのでござりました。